建物紹介
- HOME
- 建物紹介
鞆の浦にある伝統が溶け込んだ、鞆の浦 a cafe
「鞆の浦 a cafe」は、鞆の浦の昔ながらの伝統が息づく風光明媚な風景に、溶け込んだ、鞆の浦に“あるひとつのカフェ”ということで始まりました。 鞆の浦には、江戸時代から残っている建物が多く、店舗の建物も江戸時代の終わり頃に建築された子民家だと聞き、鞆の浦の「ありのまま」伝統的な建物をそのままに、現代の技術を活かし、デザイン性を高く持って再生できないか?「デザインの方面から鞆の浦の街づくりをバックアップしていきたい」という想いから、建物のそのままをいかした改装をし、伝統の息づくモダンな「鞆の浦 a cafe」となりました。
一度は失いかけた約160年の歴史
鞆の浦は、とても日当たりが良く潮風の気持ちがよい地中海にあるような居心地のよい港町で、瀬戸内海を望む絶景スポットが多くある場所として知られていますが、その歴史は古く約千年ほど前より港町として栄えてきました。そのため、江戸時代にあった商家や湾岸施設の「常夜燈」「雁木」「波止場」「焚場跡」「船番所跡」がほぼ、そのままの形で現存しています。この5つの湾岸施設が江戸時代より現存しているのは、全国でも鞆港のみとなっております。ですが歴史的な建造物が残る反面、空き家が多くなってしまうなどの問題があり、鞆の浦に残る建造物が失われつつありました。
そこで、伝統的な建造物をそのままいかしながら、モダンをプラスし遊び心のあるモダンなカフェへと改装し、気軽に立ち寄っていただきやすく、どなた様も気軽にこれる場所となりました。
2007年には、この想いを評価いただきグットデザイン賞を受賞いたしました。
幸せ届ける「常夜燈ポスト」
「鞆の浦 a cafe」の店の前には、今ではあまり見かけない昔ながらの丸いポスト「常夜燈ポスト」があります。お店で販売している専用のハガキで大切な方へとメッセージを書き、ポストに投函すると幸せが届くかもしれない・・・という「常夜燈ポスト」。
ご来店の際には、是非大切なあの方へ幸せを送ってみませんか?